スペインのクリスマス
11月末になるとマドリードのマヨール広場にクリスマス用品の市が立ち、クリスマス気分が盛り上がってきます。
クリスマス用品は賑やかなクリスマス飾りのオーナメントやリースと共に、キリストの降誕を物語る箱庭のような飾り付けをするためのベレン人形がよく売られています。
12月になると通りの上にイルミネーションが点灯され、街角から子供たちのグループが太鼓をたたきながら歌う
Villancicos(スペインのクリスマス・ソング)が聞こえ、教会の前では大小のツリーが売られて、家庭の窓辺が
賑わうようになります。
クリスマス・イブは家庭で家族そろってご馳走を食べ、深夜のミサに行く人も多いようです。この日のご馳走の最初の皿は海老、カニ、貝類、次の皿は仔羊肉や様々な鶏肉料理、デザートはアーモンドで作られたトゥロンやマサパンがよく食べられています。